名古屋*BSDユーザグループ
濱嶋克臣/Katsuomi Hamajima
hamajima@nagoya.ydc.co.jp
この号が発売される直前になりますが、今年も名古屋大学祭の中で「オープンソースの集い 2001 in 名大」をTOSC(東海オープンソースコミュニティー)主催で開催し、NBUGのメンバーもスタッフとして参加しています。これを書いている時点ではまだ準備をしている最中ですが、他BSD団体の協力もあり、盛況であることと信じています。
NWS-5000SBでNetBSD/newsmipsを動かした方と、PowerBookでNetBSD/i386 on VirtualPCを動かした方が現われました。 例会では、20年位前のパソコン番組を録画したテープが出てきましたので、皆で観て懐古主義に走りました。 また、持ってきたノートPCの調子が悪いからと言いながら、解体を始める人もいました。 例会後には焼肉屋で新年会を行いましたが、あまりのおいしさに皆食べることに夢中で、どのような話題がでたのか覚えていません、すいません。(^^;
NBUGの紹介文をwww.netbsd.orgに載せてもらいました。ついにNBUGも世界デビューです。 ADSLが3月中に名古屋市内全域をサービスするというニュースが発表され、ML上でうかれる名古屋市民が多数目撃されました。 OSが不明なバイナリがあるのですが、どうやって調べたら良いのでしょうか? という質問があり、fileコマンドやstringsコマンドで中に含まれる文字列を見るという方法が出ました。 例会ではDreamcastが持ち込まれNetBSD/dreamcastの実演が行われました。携帯用テレビで表示していたために、ほとんど文字が読めなかったのが残念ですが、まわりに与えたインパクトは大きかったようで、これとオープンソース祭りでのJNUGの展示のおかげでDreamcastを買った人が何人かいるようです。
どんなWindowManagerを使っていますか? という質問からいろいろなものが出てきましたが、見た目がシンプルなものや動作が軽いものが多くを占めていました。 またここからフレームバッファといったハードウェアの話まで発展しました。 例会は雑談がほとんどで、これといったBSDらしい話題は出ませんでした。
大学のサーバー立ち上げを任されたけど渡されたOSはRedHat、普段はFreeBSDを使っているのでやっぱりFreeBSDを使いたいのですが、先生を説得できる*BSDのメリットは何でしょうか? という質問が出ました。いろいろな意見が出ましたが、どのOSも一長一短なので普段使い馴れているのが一番のメリットではないかという結論に落ち着きました。 例会では、いつも場所をお借りしてお世話になっているNPOプラザなごやから内部用サーバーを置き換えたいということでインストールと設定を依頼され、皆でこれを行いました。 また、Sparc LAPTOPが持ち込まれNetBSD/sparcをインストールしましたが、起動可能な外部インストールメディアがありませんでしたので、Debianからスワップ領域にminirootを書き込んでインストーラを起動するという手法がとられました。
NBUGの月例会は毎月23日に一番近い日曜日の午後3時から名古屋駅から歩いて10分くらいの場所にあるNPOプラザなごやで行っています。飛び入り大歓迎ですので、お気軽にお立ち寄りください。 過去に一度だけ直前に開催日を変更したことがあります(埼玉からお越しいただいたのにすいませんでした)。詳細な日時はhttp://tunagu.gr.jp/nbug/(※)でご確認ください。 メーリングリストへの参加方法も上記URLに書かれていますので、そちらも合わせてご覧ください。
※現在URLは変わっております。