FreeUNIXの集い2000 in 名大

とき:2000.6.10-11(名古屋大学祭)
ばしょ:名古屋大学南部生協
主催:「FreeUNIXの集い 2000 in 名大」実行委員会
   (委員長:足立 香織/企画担当:西村 竜一)
出展団体・個人(順不同・敬称略):名古屋Linuxユーザグループ (NLUG)・名古屋BSDユーザグループ (NBUG)・ 名大情報メディア教育センターアシスタントスタッフ・kotolug (古都 Linux Users' Group) ・日本Sambaユーザ会・LILO (Linux Install Learning Osaka) ・若草OpenBSD友の会・落合秀俊 (名古屋大学)・日本NetBSDユーザーグループ (JNUG)
協力・協賛(順不同・敬称略):名大アマチュア無線研究会・名大生協コープパソコンクラブ・日本Linux協会 (JLA) ユーザ部会 ・ぷらっとホーム(株)・LinuxJapan編集部・(株)デュアルコンピュータ・(株)テンアートニ・名古屋大学生協・武藤健志
※K*BUGさんには講演会の時間調整で特別にご協力いただきました。
nbug!!

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注:なお、ここにある簡単なほーこくはWeb作成者(い)の私見で、NBUG公式のものではありません。念のため。

pcmeidaif_00002 6月10日(土)
10:00に開店したこの企画、さっそく11:00〜「BSD特別講演会」。
最初のJordan K. Hubbard氏(FreeBSD Project)の「FreeBSD Present and Future」は遅刻して、聞けませんでした。(と思いきや、実は時間がなくなってしまい、なかったそうです。)
←は、会場の聴衆に新しいセキュリティーのしくみについて語るWarner Losh氏(FreeBSD Project & NetBSD Project)。わたしには残念だけど内容はいまひとつよくわからなかった。タイトルは「Security Features in FreeBSD 4.0」。

pcmeidaif_00003.jpg 立ち見がでるほどの盛況ぶり。
直前に講演会会場を変更したので、迷った人もいたみたい。ごめんなさい。_o_
60人はいました。

pcmeidaif_00004.jpg 会場より質問を受けます。左がJKH氏。右がWL氏。

pcmeidaif_00006.jpg そのあとの懇談会。一番右は通訳さんです。

「コレハオイシイデスカ?」

pcmeidaif_00008.jpg TシャツにサインするWL氏。このTシャツはあとで競売にかけられ、じゃなくて、最終日の懇親会のじゃんけん大会の商品となりました。

pcmeidaif_00012.jpg 10日の講演はあと2つあって、ひとつが14時から武藤健志氏(JLA/Bebian Project/Debian JP Project)の「オープンソースプロジェクトな日々」。

pcmeidaif_00013.jpg さて、わがNBUG/若草OpenBSD友の会/JNUG合同ブースの紹介。これはSparcStation IPX (SPARC 40MHz) &OpenBSD/sparc 2.7。モニタの前にCD-ROMも見えます。モニタの横の0penBSDのプレートは若草OpenBSD友の会の鴨先生が持ってきて下さったものだとか。

pcmeidaif_00014.jpg これはNetBSD/amiga 1.4.1&Amiga 500 (68030+68882 34.5MHz、オリジナルは68000 7.16MHz) 。「amigaなんてはじめてみた」という声が多く聞かれました。「MSXみたい」なんていう声も。←オイオイ

pcmeidaif_00015.jpg これはNetBSD/mac68k 1.4.2。日本のNetBSD人口の急増に貢献した?ポートです。動かしているのはSE30。上のアミガと同じモトローラのCPU(68030/15MHz)です。 tarの展開速度はたしかにクロック分だけ遅いことを会場で確かめました。;_;

pcmeidaif_00016.jpg NetBSD/alpha 1.3.1&DEC-3000/300。しかし、次から次へと見たことないのがならんでいる...。

pcmeidaif_00017.jpg NetBSD/pmax 1.4.2& DEC-5000/???。ここまでくると、みたことないじゃなくて、「しらない」。写っているのは所有者の曽田さん。CPUがmipsだそうで、NetBSD/hpcmipsとバイナリー互換があるらしい。

pcmeidaif_00018.jpg PocketBSD (FreeBSD 2.2.5ベース)。左がNEC MK-32 (メモリ8MB, FlushATA PC-Card 40MB)。右がNTT-DoCoMo版(シリアルのかわりに携帯電話 I/F がある)。写真には写っていませんが、BSDマガジン3号の「デーモン君」人形が3つおいてあって、そっちの方が人気があったかも?


pcmeidaif_00019.jpg FreeBSD 3.4R + PAO3&Panasonic Let's note mini/M32。やっとメジャーなBSDに会えた。しかし、成田さんの持ち込みブツで、11日にはありませんでした。

pcmeidaif_00020.jpg 隣のブースにいってみましょう。
一見なんのヘンテツモないように見えますが、実は「超漢字」が動いています。ここはTRONのブースです。BTRON仕様の商用OSである「超漢字」についてくるWebブラウザで、超漢字の発売元であるパーソナルメディアのページをみています。「なに、超漢字2が出る! 」

pcmeidaif_00021.jpg TiPOです。携帯情報端末(PDA)で、TRONが動いています。写っているのは、TiPOの某社カスタマイズ版です。日本語書き込みのウインドが開いています。文字認識はあんまりよくなかったです。(わたしの字がきたなすぎるのかも。)

pcmeidaif_00022.jpg Librettoで動く超漢字。

pcmeidaif_00023.jpg TRONマシンとTRONキーボード。もし、外圧がなければ、今頃は各中学高校にこれがならんでいたんでしょうかねー。しかし、TRONキーボードははじめてみました。 手前の四角いのはタブレットです。

pcmeidaif_00024.jpg さて、違うところも見にいきましょう。sambaブースです。日本語sambaが動いています。日立のFROLA270(MMX200Mhz/48MByteRAM)&FreeBSD4.0-RELEASE+ SAMBA2.0.7-ja-0.893。Webブラウザから設定ができます。これは便利。

pcmeidaif_00025.jpg その隣では名大情報メディア教育センターアシスタントスタッフがゲーム大会をしていました。ゲームはbzflagというネットワーク対戦型のもので、来場者が多くなった2日目は盛況でした。また、実費配付されたFreeUNIXはdebian potato snapshotだったそうです。

pcmeidaif_00026.jpg kotolug/LILO合同ブース。kotolugさんが、無線LANの実演をしています。

pcmeidaif_00028.jpg 6月11日。
心配された雨もなく、よかった。
「TRONプロジェクトとBTRONの概要」で講演する落合秀俊氏。

pcmeidaif_00029.jpg NLUGさんのブース。まん中のLibrettoにインストール中。

pcmeidaif_00031.jpg kotolug/LILOさんのブースに戻って、LILOさんのUSB機器の実演。手前にあるのはiMacキーボードですね。個人的にはUSBカメラが気に入りました。

pcmeidaif_00032.jpg TRONさんのブースへいくと、TRONマシンが解体されている!
さっそく、TRONチップを拝見。いぼいぼなのがそう。ぴんぼけでごめんなさい。

pcmeidaif_00033.jpg ちょっと離れて撮影。この機体は当時セミナーに参加した人で、希望者のみに販売されていたそうです。

pcmeidaif_00034.jpg ちょっと離れて撮影。

pcmeidaif_00035.jpg TRONキーボードのタッチタイプ実演。
キーボードがずれているのは、これも解体して見せていただいたからです。

pcmeidaif_00037.jpg 会場にはLANが引かれていました。サーバーはCobalt Cubeです。無戦乱もありました。会場から30m以上はなれても問題なく使用できたそうです。

pcmeidaif_00038.jpg TiPOにTRONを再インストール中。

pcmeidaif_00039.jpg 会場で懇談する参加者。ちなみに真ん中の女性はあの『root訪問記』で有名なよしだともこさんです。(実は、会場でいきなり取材開始、だったようです。集まっているのは名大生協root衆とか。)

pcmeidaif_00041.jpg お昼も過ぎるとだんだんこんできました。
「うわーOpenBSDって動いているのはじめてみました」

pcmeidaif_00042.jpg JNUGの蛯原さん(創夢)が持ち込まれたパームトップPC。下の2つがNetBSD/hpcmipsが動いています。上のひとつがストロングアームとかいうやつ(←ほんとは名前忘れた)で、Linuxが動いているハズだったのですが、故障していました。

pcmeidaif_00043.jpg 司会をする西村さん。
「いいんちょはわたしを避けているのかな?」

pcmeidaif_00044.jpg 「Linux USBサポートの現状と今後の動向」という演題で講演するたなかとしひさ氏(LILO)。

pcmeidaif_00045.jpg NetBSD/i386 1.4.1&Panasonic Let's Note N2795?。しかし、こうしてみるとFreeBSDとかわりません。(ってあたりまえか。)

pcmeidaif_00046.jpg カシオペアとPC、ともにNetBSDが動いています。(Cassiopeia E-55&NetBSD/hpcmips 1.4I。)

pcmeidaif_00050.jpg NLUGさん主催でBOF「地域コミュニティを考える」。活発な意見交換がされました。この話し合いから東海オープンソースコミュニティ(tosc/とすく)が誕生しました。

pcmeidaif_00048.jpg閉会式までの余った時間で、蛯原さん(JNUG)の携帯情報端末とPC-UNIXについての飛び入り講演がありました。「ケーブルTVでインターネットとかいって、ケーブルTVの上に置いてあるカシオペアがサーバだったらおもしろいでしょ?」

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