6月9日(土)・10日(日)、名古屋大学祭に合わせ企画された、『オープンソースの集い2001 in 名大』に、多数のご来場、誠にありがとうございました。
今年度は、東海オープンソースコミュニティ(TOSC)として企画し、開催した初めてのケースということもあり、たくさんの問題点がありましたが、無事おえることができました。
簡単ながら、NBUG関係の企画について報告させていただきます。(い)
NBUGで招請した講師・講演は、前田和昭氏 (中部大学 情報科学研究所)の「MacOS X: MacでUnix」と、蛯原純氏 (The NetBSD Project/株式会社創夢)の「地図にない国 〜 The NetBSD Project」でした。前田氏の講演は、たとえば、わたしの「MacOS Xってリソースフォークはどうなったの?」という疑問にこたえてくれるような、巷の雑誌のMacOS X特集でわからなかったことがわかりました。また蛯原氏の講演は通称「蛯原節」といわれるほど、おもわずききいってしまう楽しい講演でした。
昨年に引き続く「マニアック」(?)な展示と、「一般向け」の2つの展示を用意しました。
「マニアック」な展示は、JNUG・若草OpenBSD友の会と共同で、NetBSD/x68k・NetBSD/dreamcast・NetBSD/mac68k・NetBSD/pc98・NetBSD/hpcmips・OpenBSD/sparc・OpenBSD/powerpc・MacOS Xが動く計算機を展示しました。その他、当日会場にもちこまれたものは、NetBSD/i386(によるPEACEプロジェクトの実演(マインスイーパ))がありました。
「一般向け」の展示は、NetBSD/i386によるutoroデバイス(今回は通称「トロハブ」)の実演および、商用製品とBSDの比較−クライアントとWebサーバ、ということで具体的には、Microsoft社の製品(MS-Windows98 & MS-Windows NT4 + IIS4)と、FreeBSD + KDE/GNOME & FreeBSD + Apache + SAMBA-jpによる比較を行いました。
反省点としては「マニアック」な方は、guestアカウントがほとんど活用されなかったので、「さわって下さい」というべきだったことと、やはり説明員がいて、きてくれた人に声をかけて説明すればよかったというものです。「一般向け」の方も、どちらも同じく声をかけて説明をすればよかったと思います。
NBUG Tシャツの展示は行いませんでした。ごめんなさい。ただし、会場で着ていたのが2名ほどいました。気付いてくれた方はみえたでしょうか?
FreeBSD 4.3ReleaseとNetBSD/dreamcastのbootable CD-Rを用意しました。Debian GNU/LinuxやNamazu/KDE snapshotと一緒に配付されました。しかし、Debianは全部はけてしまったんですが、FreeBSDは残っていました。ちょっとくやしい。;-)
NBUGに対して、PCの貸出など特に便宜をはかっていただきました、J&Tシステムズさんにはこの場をお借りして、あつく御礼申し上げます。
また、今年も共同出展いただきましたJNUG・若草OpenBSD友の会・BUGsの皆様にもお礼申し上げます。
最後に、さまざまにご協力いただきました実行委員会の皆様をはじめ、関係各位にも、この場を借りてお礼申し上げます。_o_
どなたも重いです。低速回線のひとはゴメンなさい。