オープンソースのつどい 2003 in 名大
概要
- とき:2003.6.7-8(名古屋大学祭と同じ)
- ばしょ:名古屋大学南部生協
- 主催:東海オープンソースコミュニティ(TOSC)
- 共催:東海インターネット協議会(TIC)
- 出展団体(順不同・敬称略):名古屋Linuxユーザグループ (NLUG)・名古屋*BSDユーザグループ (NBUG)・名大情報メディア教育センターアシスタントスタッフ・名大アマチュア無線研究会・もじら組・(特非)アインシュタインプロジェクト(東海支部)・(特非)ITエコサイクル推進機構
- 協力(順不同・敬称略):名古屋大学消費生活共同組合・若草OpenBSD友の会・BSDユーザーズグループ連合(BUGs)・日本NetBSDユーザーグループ (JNUG)・FreeBSD友の会・bunji.tv
- 協賛(順不同・敬称略):(株)創夢・OSDN Japan
公式の案内も参照下さい。
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注:なお、ここにある簡単なほーこくはWeb作成者(い)の私見で、NBUG公式のものではありません。念のため。
6月7日(土)
さぁ、はじまりました2003年のつどい。ねぼうしてくると、すでに受付が始まっていました。おつかれさまです。
Hackerは朝弱いという理由で?、講演は昨年より30分あとの11時に始まりました。
「オープンソースは今」。講師は風穴江さんです。
1日めは昼食会がありました。盛況でした。
アルコールは提供されなかったので、模擬店と会場を往復した人もいたようです。(期間中は名大祭でした。)
午後になりました。
最初の講演は、「DarwinとMac OS Xにおけるオープンソース戦略」。講師は佐藤徹さんです。
さて、展示の紹介をしましょう。まずは、nbugブースの前から。
アインシュタインプロジェクト(東海支部)さんです。
アインシュタインプロジェクトさんは、教育機関へのリサイクルパソコンの提供と教育支援を行なっておられます。その際に使用するOSがB-TRON仕様OSの「超漢字4」です。
高校生に超漢字の説明をされています。(そういえば、TRONの登場はFreeUNIXの集い以来ですね。)
東海支部としては、三重の志摩神明小に支援をされているそうで、そのPRと、プロジェクト自体の参加者を募集されていました。
次に、会場の一番奥にいくと、「エサ代カンパよろしくー」。
このマスコットといえば...。
もちろん、もじら組さんです。Mozillaの実演です。
本当はKAMEさんが踊っているはずなんですが。
もじら組さん全景。一番左はじはMacOS Classicで動くMozillaでした。さっそくできあがっている方もみえますね。:-)
会場風景。質問している人がいたり、Hackしている人がいたり、談笑している人がいたりと、こんな感じがいいんですよね。
Hackしている人々。なにをやっているか、わたしにはさっぱりわかりませんでした。
さて講演に戻りましょう。「XCAST6: IPv6の明示的マルチキャスト」。講師は今井祐二さんです。
XCAST6の実演例を紹介されています。
各BSD Users' Groupごとに、xcast6ルータを設置していこうという図です。
同じシーンを外の露出に合わせて撮ったもの。(QV-100で撮っていますが、ラチチュードはあまりにも狭いですね。)
一番右が録画用、まんなかがReal用の撮影機材です。まんなかはいうまでもなくVAIO GTです。
スタッフ席。一番手前もXCAST6な機体だったと思います。
今回のつどいの最年少参加者。:-) 来年もあそびに来てね。
スタッフ席の背中合わせの反対側がnbugブースです。Jornadaに興味しんしんです。
nbugブースを入口の方からみたところ。今年も「**ってはじめて見ました」という声を聞きました。
NLUGさんブースの中から、受付-講演会場-宴会場を望む。
今年は昨年以上に広報が不足がちだったのですが、昨年なみのお客様にめぐまれました。継続は力なり、でしょうか。
nbugブースに戻ると、先ほど講演をされていた今井さんが、XCAST6 Live CD-Rにサインをしていました。
1日めの最後の講演は「NetBSD」。講師はもちろん蛯原純さんです。
6月8日(土)
またしても(い)は朝寝ぼうしてしまいました。受付おつかれさまです。
よくみると、右側に注意書きの張り紙が。「本日、食堂は営業していません。」間違ってはいってくる人が多かったんですねー。
2日め最初の講演「通信ビジネスの展望とZTVの事業戦略(IP電話,IX,etc)について」(吉田要さん)は寝ぼうしてしまったので、聞けませんでした。_o_
これは「CATVのデジタル戦略について」。講師は須田広志さんです。
さぁ、nbugの展示を紹介していきましょう。
これは、昨年に引続き、NBUG新聞です。展示の横に添付されるだけでなく、希望者には配布されていました。
先頭はつどい初登場のNWS-1750にNetBSD/news68kです。上に載っているノートPCはシリアルコンソール機(NetBSD/i386)ですね。
こんな感じ。
お次はNWS-5000にNetBSD/newsmipsです。これも上に載っているノートPCはシリアルコンソール機(NetBSD/i386)です。
こんな感じ。
お次はEPSONのPC-386MにFreeBSD(98) 4.8-stableです。低速の限界に挑戦というわけです。:-)
ちなみにメモリは8.6MB、クロックは6・10・16MHzをディップスイッチで切替えられるそうです。この時は16MHzで動いていました。(実は、クロック6MHz+メモリ4.6MBというさらに限界に挑戦したそうですが、起動できなかったとか。)
こんな感じの機体です。
お次はPC-9821Xv13/w16にFreeBSD/pc98です。5系列のpc98は始めてみました。
こんな感じ。(実はv6対応デーモン群(BIND9,Apache2,Postfix+IPv6+TLS,courier-imap)が動いていたそうです。)
次はPC-9801 La10(98NOTE Aile)にNetBSD/pc98です。NetBSD/pc98 current merge projectなマシンでした。
こんな感じ。
お次はiBookにOpenBSD/macppcです。propoliceなOSになって、触ってみたくなった人も増えたかも知れませんね。
OpenBSDのxdm画面です。デフォルトでこうなんだそうです。いいなー。
NBUGのSさんとおじょうちゃん。BSDツノがかわいいですね。
ナマズとKAMEでBSD!
閑話休題。これはPowerBookにNetBSD/macppcです。OS Xじゃないところがポイントです。速くていいんでしょうねー。(所有者のHさん曰く「実はこの時点では、obio(キーボードやマウスなどが接続されているデバイスの頭)とハードディスクが接続されているwdcのドライバをまだcommitしていませんでしたので、ここでしか見られない光景だったかも。」)
おとなりはSigmarion II+トロハブにNetBSD/hpcmipsです。
こんな感じで動きます。(って、頭が振れているのがわかります?)
音はなっていませんでしたが、Hさんいわくトルコ行進曲に合わせて、だそうです。
画面はこんな感じ。PocketBSD、ほしいですよねー。
「Linuxは一切含まれておりません」。
この強いコピーは、OpenBlockS上で動くNetBSD、NetBSD/mpc860だぁ。
....でも、画像はありません。だって、OpenBlockSなんだもん。(実は撮り忘れただけ。ごめんなさい。)
シリアルコンソールのSigmarionの画面はこんな感じ。(おぉ、XCAST6化されている。)本家にいつマージされるのでしょうか。楽しみです。
そのとなりは、Jornada720にNetBSD/hpcarmです。今回、一番かっこよかった機体だと思います。
こんな感じ。
その隣はMさん作の歴代FreeBSD CD-ROMの展示。こゆい方にうけていました。
下に並ぶのは亀軍団です(?)。
そのとなりにはM$帝国と戦う、デーモン君が!(←何か違う。)Nさん作です。
nbugでは、今年もCD-ROMの配布を(有志の協力で)行なっておりました。これで、BSDな世界に入ってくれる人が一人でも二人でもいるといいですねー。
おじょうちゃんも協力してくれてたのかな?
かわいいでーもんちゃんと、見ないほうがよいでーもん男(い)です。(すみません。_o_)
昨年に引続き、DreamcastにNetBSD/dreamcastです。Xを使わずに、コンソール上に画像をだして、プレゼンを行なっています。すげー。
コントローラを手にとってみると、xload?だぁ。
こっちはnbugでーもん君です。これ以外にも何種類かあって、一定時間で切り替わっていました。なかなかびっくり。
なにかいじっておみえですね。近寄ってみましょう。
昨日に引き続き、hackされているようです。これは何かというと...。
nbugのおとなりさん、名大アマチュア無線研究会さんです。昨年に引続き、NetBSD/dreamcast+IDE HD Interfaceを展示されていました。
これがそのインターフェース。隣はもちろんHDDです。
いつのまにか「ネットワーク・セキュリティ・マスタへの道(2)」が始まっていました。講師は石川雅彦さんです。
お次は、NLUGさんです。これはLinuxなザウルスですね。(型番など教えて下さい。)
こちらもLinuxなザウルスです。(型番など教えて下さい。)
NLUGさんの隣は名大メディア教育センターアシスタントスタッフさんです。おじょうちゃんにゲームの説明中。「えっとね、あのね...。」
ゲームはHERIOSというゲームらしいです。
アシスタントスタッフさん全景。今年もオープンソースなゲームの展示などをされていました。
そのゲームのひとつ。Frozen Bubbleというゲームだそうです。
この他にもFree TrainやKOBO DELUXEというゲームもあったみたいです。(Kさんありがとう。)
アシスタントスタッフの方々となまず君たち。ほしい人にはなまず君は実費で里子に出されていたようです。(なまず君についてはOpen Source Toys Projectを。)
この左側の方はおもしろい習性な方でした。それは...。
みてのとおり、キーボードの上にハンケチのようなものをおいて、入力をされている方だったのです。タッチタイプの練習でもなく、普段からこうされているそうです。
なにやら人があつまっていますね。なんでしょうか。
ITエコサイクル推進機構さんです。フリーでオープンソース予定な点字エディタを開発中なんだそうです。
こんな感じ。上にふつうにローマ字・かな・英数字で入力していくと、したにどんどん点字がでてきます。また、下に点字そのものを、キーボードのf,d,s,j,k,lを押すことによって入力でき、上にかな・英数字を表示することもできるのだそうです。すごーい。名大の院生の方で開発されてるとのことでした。(Yさんありがとう。)
これは、EcoLinuxという1FD Linuxです。まだ開発中で、実用段階ではないそうです。これと上記の点字エディタと、企業さんから出る廃棄ノートPCを組み合わせて配布できれば、とおっしゃってました。
エコサイクルさん全景。
今年も会場にv4アドレスを配っていたコバルトちゃんです。
午後もたけなわです。たくさんの方に来ていただいてうれしいです。
一昨年に比べ、講演の間に間があるので、こうして展示もゆっくりみていただけます。(なお、ぼやけているのは、クローズアップ設定のままで撮っているからです。ごめんなさい。)
最後の講演「日曜大工的コンピューティング」。講師は大島靖さんです。(なお、ぼやけているのは、クローズアップ設定のままで撮っているからです。ごめんなさい。)
これがv6ルータです。
(なお、ぼやけているのは、クローズアップ設定のままで撮っているからです。ごめんなさい。)
最後の講演まで、たくさんの方々にきいていただけました。みなさまに感謝です。
もじら組さんの「エサ代」集計。いくらになったのでしょうか。
さぁ、えんかいだったら、宴会だ。というわけで、打ち上げ宴会です。今年は反省会を最終日の閉会後に行なわなかったので、すぐ宴会でした。「くどくはいわぬビールビール」な人は、幸せだったかも。
じゃんけん大会で勝利した大島さんです。DHCPサーバですかね。いいなー。
会場の様子。右から左へとぐるりと一周します。
こんな感じ。
こんな感じ。
こんな感じで。
こんな感じ。(S先生にオフレコな話をさせるには、缶ビール8本は必要だ、ということがわかりました。:-)
「名大生協のOさん、長い間ありがとうございました。」(と先に(い)が言ってしまいまいした。Mさんごめんなさい。_o_)
最後はMさんかびしっとしめて、おしまい。
そして、みなさまおつかれさまでした。
来年もあるといいですね。では、また。
「オープンソースのつどい 2003 in 名大」報告にもどる
注:なお、ここにある簡単なほーこくはWeb作成者(い)の私見で、NBUG公式のものではありません。念のため。